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arata ASU-08
arata ASU-08
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遮光性・重量・強度のベストバランスのその先へ
晴雨兼用傘トレッキングアンブレラ
ASU-08 / White & Silver
8本骨・直径86.5cm・フルカーボンフレーム・UPF50+
稜線で必要な強度を保ちつつ極限の軽量さに挑戦
2024年にリリースしたarata初のトレッキングアンブレラ「AU-08」は、折り畳みながらも8本フレームを採用し、遮光性にも優れトレッキングアンブレラとして最軽量を達成。登山シーンは勿論のことシティユースでも大いに活用できる製品となりました。
一方で構造物は折り畳みである時点でその機構を排除することで必ず軽量化ができるもの。 このストレートタイプ「ASU-08」はAU-08から折りたたみ機構を排し、極限の軽量化へのニーズを満たすために開発されました。
ASU-08は折りたたみ機構の廃止と共にシャフトにドライカーボンを惜しみなく採用、更にフレームの強度をゼロベースで見直した結果、UPF50+を達成するASU-08/Silverは125g、完全遮光のASU-08/Whiteは147gと、8本フレームの傘としてそれぞれ比肩する製品の無い最軽量を実現しています。
Technical Note
ASU-08に込めたこだわりをご紹介します
折りたたみタイプAU-08で見出した「50サイズ」を踏襲
AU-08/Whiteの発売以来、実際に山でご使用された方から感想をいただく度に我々が選んだ傘のサイズに誤りはなかったのだと実感することが出来ました。このことを踏まえ、ASU-08もAU-08を踏襲して50サイズとしました。
ASU-08も日本の山岳環境を想定して開発をしています。採用した50サイズは稜線で時折あるような、やや強い風に吹かれてもコントロールがしやすく、男性の肩もしっかりとカバーするちょうどよい大きさです。折りたたみ式のAU-08同様、様々なシーンにて快適にご使用いただけます。(フレームの形状の都合、展開半径は86.5cmとAU-08よりも僅かに小さくなっています。)
極限の軽量化を実現するカーボンシャフト、カーボンフレーム
ASU-08は突き抜けた軽量性を実現するため、シャフトとフレームにカーボン素材を採用しています。これにより大幅な軽量化を実現したのですが、ASU-08を実際に手にするとその軽量さから耐風性の面で不安になるかもしれません。カーボンフレームが採用されている点は折り畳みタイプのAU-08と同様ですが、重量あたりの強度の効率がより優れた円形断面への変更や直径も傘の面積に合わせて最適化されているため安心してご使用いただけます。
実際に傘を使用したいと感じる風速域においては内側から風を当てても傘は反転することはなく、外側から風を当ててもたわみは小さく日光や雨を防いでくれます。軽さのみを追求するのではなく、実際に使用するシーンでの耐風性や使い勝手を想定したうえで開発を行っています。
人気のピュアホワイトと新開発の超軽量シルバー
人気カラー「ピュアホワイト」の継続
AU-08/Whiteで好評だったピュアホワイトと完全遮光コーティングの組み合わせを継続採用しました。さらにASU-08/Whiteでは生地をアップグレードし、強度と完全遮光を維持しながら僅かに軽量化しています。折りたたみタイプ同様、機能的かつさわやかな印象のある傘を様々なシーンにてご使用ください。
新開発「シルバー」は突き抜けた軽量さを実現する超軽量モデル
折りたたみタイプAU-08/Whiteの開発開始当初から、私たちは軽量化の可能性を理由に「シルバーコーティング生地」作りを進めていました。そして実はAU-08/Whiteと同時にシルバーコーティング生地仕様も販売したいと考えていましたが、生産開始までに我々が納得できる生地を作ることが出来なかったため販売まで至りませんでした。しかしながら、我々はそれ以降も生地開発を継続していました。
試行錯誤の末に誕生したシルバーコーティング生地は、ベース強度・重量・遮光率・コーティングの均一性など、様々ある重要項目をクリアしています。AU-08/Whiteのリリースから約1年以上と時間はかかってしまいましたが、その分我々が納得できるものに仕上げることが出来ました。
シルバーコーティング生地作成にて一番苦労したのが「重量と遮光性のバランス」です。塗布するコーティングを厚くすれば重くなり、遮光性が高くなるのは勿論ですが、私達を困らせたのは実際にはそのような簡単な二元論ではありませんでした
シルバーコーティングの塗布量、塗布回数、設備の良し悪し、ベースファブリックなどの要因が絡み、遮光率や重量と言った単純な指標では生地の仕上がりは表現できません。生地サプライヤーの変更も含めて細かい調整を加えて何度もテストサンプルを作成しました。その結果、最終的に採用した生地は、きめ細かく均一にシルバーコーティングが塗布され、さらに遮光率は99.7%以上とUPF50+を満たします。
完成した生地は確かに我々の希望するスペックを満たし軽量なものに仕上がりました。しかしながら一点気になることがありました。それは「目に見える光の漏れ」です。このシルバーコーティング生地は太陽にかざした時には私達がこれまでにベンチマークとしてきた市販のどのシルバーコーティングの傘よりも光が漏れる仕様になっています。正直な話、この生地を使って作成したサンプルを手にしたとき、遮光が不十分と感じかねないので商品化は厳しいのでは、と考えていました。
我々に協力してくれたサプライヤーも、この太陽にかざしたときの印象を理由に別の生地を選択すべきだと私達に提案しました。彼らには長年傘を作り続けてきたノウハウと実績がありますので、正直なところ私達の考えもそちらに傾きつつ有りました。しかしながら紫外線保護指数UPF50+の数値を満足しているので皮膚を紫外線から保護することにかけては十分な性能を持っています。なによりもこの生地を使うことで約22gの軽量化が実現できます。
我々は非常に悩みましたが、最終的にその生地を選びました。 購入後のカスタマーの不満を恐れるよりも丁寧にこの状況を説明し、本当にこの性能を求めるカスタマーに響く商品を世に出したほうが良いのではないかと考えたためです。たかが数グラムされど数グラム、軽さを何よりも求める方へ届けたい、この思いからASU-08/Silverが誕生しました。
このようなことからASU-08をお選びいただく際には、重量を優先させたい方はSilverを、遮光性能重視、絶対に日焼けをしたくないという方はWhiteをお選び下さい。(重い方のWhiteの重量も147gです。私たちが調べた限り、8本骨の遮光性のあるトレッキングアンブレラとしてこれ以上軽量なものは存在していません。)
「握りやすさを追求」したハンドル形状の継続
生地同様にこだわったのがハンドル形状です。
折りたたみタイプ発売時にはこのハンドル形状にこだわるあまり販売を遅らせてしまいました。そんな甲斐あって出会えたハンドル形状を今回のASU-08でも引き継いでいます。折りたたみ形状同様、手の大きさに左右されずどなたでも握りやすく、長時間握っていても疲れづらい形状となっています。突然の突風などで飛ばされないように今回も専用ストラップも用意しています。
Technical Spec
ASU-08 / White
Diameter : 86.5cm
Weight:147g
Material:20D Polyester Ripstop 100% Light-Shielding Coating
Frame:Carbon Fiber
Shaft:Carbon Fiber
Storage Length:61cm
ASU-08 / Silver
Diameter : 86.5cm
Weight:125g
Material:30D Polyester Pongee Silver Coating
Frame:Carbon Fiber
Shaft:Carbon Fiber
Storage Length:61cm
Close-up detail 使いやすさと疲れにくさを考慮した50サイズです。
日傘としての使い勝手を追及した製品ですがもちろん雨傘としてもご使用いただけます。
耐風性と使いやすさを考慮し8本骨に仕上げました。
フレーム、シャフト共にカーボン製です。
開いた時に使用するロック部分も邪魔にならぬよう必要最低限に仕上げています。
グリップは風の強い環境下でも誰もが安心して傘をコントロールできるように握りやすさを重視しました。
重量を優先させたい方はSilverを、遮光性能重視、絶対に日焼けをしたくないという方はWhiteをお勧めします。
※ 遮光コーティングはお手元に到着した際にピンホール程度の剥がれがある場合がございます。雨漏りや日焼けには至りませんので不良品としては弊社は取り扱いませんので予めご了承下さい。
※ 遮光コーティングは強い力が加わると剥がれる場合があります。生地の折り目は折りたたみを繰り返すうちに徐々にコーティングが剥がれていきます。予めご承知おき下さい。
※ 本製品は軽量な生地を採用しているため、生地に強い力が加わると破れる場合がございます。特に傘を収納する際はベルトを引っ張りながらベルクロをとめますと生地が裂ける場合がございます。傘を折りたたみ、生地部分を巻き終えてからベルトを巻いてベルクロをとめてください。
※ お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます、予めご了承ください。
※ 文中記載の平均的寸法についてはarata調べによるものです。
















