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arata ATR-130
arata ATR-130
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THE ALL ROUNDER
標高、季節、設営場所、全ての悩みを取り去る、そんな一張に

様々な場所で快適な居住空間を実現
軽量さを突き詰めていくとテントは小さく居住性が悪くなり、温度調節はしにくく、風や降雪に対して弱くなるのは避けられません。
逆に広い空間、温度調節のし易さ、耐風性を追求していくとテントは重くなる。
arataはAXシリーズで軽量さと耐風性のバランスを従来より一段高いレベルに引き上げることに挑戦した私達は、今度は広い空間と耐風性と言う相反する要求のバランスポイントを引き上げることに挑戦しました。

ATR-130はAXシリーズで採用したテントポールと同一シリーズながら、より強度の高いDAC Featherlite NFL 9.3をメインポールに採用し、オリジナルスペックのDACポールと組み合わせて独自の高剛性なフレームワークを形成しています。
通常リッジポールはテントに空間的な余裕を与えますがテントの剛性の向上には寄与せず、むしろ風を受ける面積を増やして耐風性の観点では不利になります。
しかしながらATR-130ではリッジポールがテントの上部にテント全体の剛性を向上させる補強構造を形成することでその弱点を克服し、寧ろ剛性を大幅に向上させています。
そしてリッジポールの先端位置にはトレッキングポールを支柱として追加できるポケットを備えています。
適合する長さのトレッキングポールと組み合わせて使用することで、耐風性を更に高めることが可能です。
両開きのドアは全面がメッシュとの切り替えが可能となっており、更に暑い空気が滞留しやすいテントの上部にベンチレーションを設けることで対応する温度帯域を広げています。
ATR-130は1330gと昨今の超軽量なテントと比較すると重く感じますが、僅かな重量で夏季の平地を除いて季節、標高、ロケーションを問わず快適に、安心して過ごせるオールラウンドなテントに仕上がっています。
Technical Note
ATR-130に盛り込んだ技術やこだわりをご紹介します

DAC NFL 9.3とオリジナルスペックDACポールの組み合わせが可能にした軽量で高剛性なフレームワーク

私達はAXシリーズでは昨今の市場の軽量化ニーズに合わせて軽量なDAC NFL 8.7と言うポールを使ってテントを軽量にしつつ、そのポールの弱さを最大限補うと言う発想でテントをデザインしました。
そしてAXシリーズの開発が完了して直ぐに企画し始めたATR-130のコンセプトは広いスペースを持ちつつ、耐風性が高く、ある程度の軽量さを持ち合わせることでした。
テントポールはテントのキャラクターを決める大きな要素です。私たちはATR-130のメインポールに、より剛性の高いDAC NFL 9.3を採用することにしました。
NFL 9.3のヨーモーメントイナーシャはNFL 8.7の1.43倍以上、そして1-2人用山岳テントによく用いられるDAC NSL8.5と比較しても1.18倍以上あります。ATR-130は軽量化を意識しつつ、剛性の高いポールをフレームに採用しています。
快適な広いテントを作るにはリッジポールが欠かせませんが、先に説明した通り通常リッジポールはテントの剛性や強度の向上には寄与せず、快適な空間と引き換えに重量を付加するだけでなく、寧ろ耐風性も下げてしまいます。

ATR-130ではフロア形状を台形にすること、2本のメインポールを僅かに寝かせること、リッジポールをフロアの中心から少しずらすことによりテントの頂上部に三角形を形成しています。そしてその三角形の各頂点はスイベルにより固定され、テント全体の補強部材を形成しています。これを可能にしたのがオリジナルスペックのDAC NSL 9.0のリッジポールです。
3箇所の固定点を形成するため、リッジポールの中間パイプにはどうしてもNFLやNSLの通常ラインナップにない長さが必要でした。
製造設備の新規の治具代を払ってでも新たなポールを作って欲しいとDAC社に要望したところ、DAC社のエンジニアから既存のラインナップの部品を組み合わせることで通常ラインナップには無いものの、arataの要求する長さが作成可能との提案がありました。
NSL 9.0をベースにしたオリジナルスペックのDACポールが生まれたお陰でATR-130は私達が理想と考えたフレームワークを崩すことなく成立させることが出来ました。
両側入り口・広範囲なメッシュ切替ドアパネル

ATR-130にはAXシリーズで多少なりと強いられる『我慢』を持ち込みたくありませんでした。そのためドアパネルは長辺の両サイドに大きく、そして全面をメッシュに切替可能にしました。ATR-130は2人での使用時に快適に出入りが可能であり、幅広い温度帯で快適に過ごすことが出来ます。
雨天でも使用できるベンチレーション

ATR-130のフライシートはAXシリーズ同様に出入り口は上部だけを開けてベンチレーションロッドを立ててベンチレーション口を作ることが可能です。更に短辺の上部にも一箇所開閉可能なベンチレーションが設けられており、雨天でもある程度の風までは吹き込まない合計三つのベンチレーションを持っています。
雨天時のテント泊が不快になるのは避けられませんが、ATR-130は比較的快適に過ごせるように設計しています。
耐風性を向上させるポールレシーバー

ガイロープを使用しても身の危険を感じる程の強風が吹く場合に備え、ATR-130はトレッキングポールをフライシートの両側入口に追加して更に耐風性を高められるようにポールレシーバーを備えています。
ポールレシーバーにトレッキングポールを差し込むことで何故耐風性を高めることができるのでしょうか?その答えは新たに上下方向に移動しない支点が生まれ、水平方向にしかテントが動きにくくなり、フライシートのペグやガイラインがより効率良く効くようになるからです。
リッジポールを持つ頭上空間が広いテントは快適ですが、一般的に前面投影面積が大きく、風の影響を受けやすいので耐風性という観点ではリッジポールがないテントより不利になります。しかしながらATR-130はテントの頂上に堅固な三角形の補強を持ち、その延長線上の頂点が垂直方向の支点となるため、テント全体が変形しにくくなっています。
最適なトレキングポールの長さは97cm程度となり、残念ながらarataのトレッキングポール "ATP-125" は最適ではありませんが、100cm程度までのポールであれば少し寝かせて使用することが可能です。
AXシリーズから引き継いだインナーガイライン

AXシリーズで採用したインナーガイラインをATR-130は引き継いでいます。 適切なテンションで使用することによりテントの強度を高めることができます。
*インナーガイラインはテントが破損するほど大きく変形した時に最大の張力となるように設定してください。(通常時は緩みがある状態となります。)
Technical Spec
arata ATR-130
Seasons : 4-season
Sleeping Capacity: 1-2person
Packed Size:24 × 17 × 12cm(L x W x H)
Minimum Trail Weight:1330g
Floor Dimensions:127cm x 216cm(L x W )
Peak Height:99cm
Number of Doors:2 door
Pole Material:DAC Featherlite NFL 9.3 , NSL 9.0(arata Original Spec)
Inner Fabric:10D Nylon [Water-repelent finish (Upper)]
Floor Fabric:15D Nylon ripstop Silicone coated PU1500
Rainfly Fabric:15D Nylon ripstop Silicone coated PU1200
Stake Material:DAC J-STAKE (Optional)
Close-up detail
1-2人での使用に適したサイズです。
出入りしやすさに配慮した大型のC字ドア(メッシュ切換可)
逆U字ドアと異なりドアを全開にせずとも出入りが可能です
arataとして両側扉機構を採用しました
二人での使用の際などに重宝します
インナーテントは吊り掛け式を採用
素早い設営が可能です
リッジポールを採用しテント頂上部に三角形を形成しています
これによりテント全体の強度を高めています
テント内上部にはベンチレーションを備えています
メッシュ構造も備えているため、様々なシーンにてご使用いただけます
より耐風性能を高めることが出来るポールレシーバーを採用しました
AXシリーズで好評いただいたインナーガイラインを採用しています
また内部短辺側下部左右にはメッシュポケットを二つ備えています
Option Parts
DAC J-STAKE Set (12pcs)
製品詳細はこちら
DAC J-STAKEはarataが信頼し、日本の山岳環境に適していると考えるペグです。
V-Shapeは貫通力と支持力のバランスに優れ、柔らかい地面から大粒の石が堆積した硬い地面まで破損することなくしっかりと突き刺さり地面を捉えます。エンジニア目線でコスト、性能のバランスを見てこれよりも優れたペグはないと我々は考えています。
※ペグ付属を選択された場合のみペグが付属します。こちらを購入されるか別途ご用意ください。
*最小重量にガイロープは含まれません
インナーガイラインはテントが破損するほど大きく変形した時に最大の張力となるように設定してください。(通常時は緩みがある状態となります。)
* お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます、予めご了承ください
* 文中記載の平均的寸法についてはarata調べによるものです
